# 093

> これ以上ない世界
> こんにちは。私は地球から来た。私は愛と嫌悪の世界から来た。逃げることが運命

> ねじれという世界だった。生活のための食べ物のために死ぬという世界だった。与

> られたものは何もない。私は隔てられた橋の世界から来た。そしてそこでは、川は

> だ
> 化学薬品を隠すためのものだった。私は、空が公害のたまり場である世界から来
た。
> そして刑務所はたった1つの解決法でしかなかった。寄付が殺人である世界。若さ

> いう言葉は聞こえてこない。私は王と大統領の世界から来た。証拠がないことが本

> の支配という世界。魂の自由。日がたつにつれて冷たくなる。私はこれ以上ない世

> から来た。
> 私は金持ちと貧乏人の世界から来た。太った人と飢えた人。休日の食事を他人が分

> るので子供たちが餓死する世界。私は銃やナイフの様なおもちゃが子供たちの心
> に与えられる世界から来た。あなたにサンタクロースを信じなさいと教えた場所。

> かし絶対にあなた自身を信じることは教えない。私はあなた自身を愛してる。私は

> 序と混乱の世界から来た。境界を越えるのを1目見るなり銃を発砲する世界。安全

> 殺し屋からの暗闇であった世界。私は光とは切り離された世界から来た。私たちが

> んなでうまくやっていくことはできないのだろうか。私は世界から来た。これ以上

> もない世界から来た。
> 私は多くの国境のある世界から来た。そして200の夏のために異なったドラマー

> 歌を歌った。不足と大多数の世界。少数派のための1つの線と最後の優先者。秘密

> 女性の会員のみのクラブ。年長者が孤独に死ぬ。私は壁が引き裂かれた世界から来
> た。墓が作られた間に。地球温暖化は警告だった。最後の日は近い。しかし誰1人

> して知らない。無知の中で。あなたが着ている物のみ。毒があなたの髪を染めてい
> る。そして大気に穴をあけた。オゾン層に。私はこれ以上ない人になりたくない。

> なたは得点だけを心配していた。私は世界から来た。これ以上何もない世界から来
> た。

> 私はこの歌の歌誌のなかで出てくる「オゾン層」と「地球温暖化」という言葉をキーワードとして予防と健康管理レポートを書こうと思います。
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近年、産業を中心とする人間の活動によって地域の環境ばかりでなく地球全体の環境が変化しつつあり、地球の将来が危惧されている。その中で、先進工業国の産業活動水準の高度化を背景とした問題に地球温暖化、オゾン層の破壊というおおきな問題がある。

> オゾン層の破壊について

地球から10km〜50kmにある成圏層にオゾン層はある。オゾンは成圏層で生成と分解を繰り返し安定した平衡状態をなし、オゾン層を形成している。オゾン層の役割として1番重要なのが有害紫外線の吸収である。皮膚癌や白内障を引き起こし、免疫力も低下させるUVーB波を99%吸収することである。そのオゾンは今、冷却媒体や洗浄剤、虫除けスプレーなどとして使われているフロンが成圏層で紫外線により分解されることで発生する塩素によって分解されつつある。南極でのオゾン層破壊が最も深刻だが、日本でも札幌上空ではオゾンが10年間で11%減少したことが報告されている。オゾン層破壊による人への影響はとても大きく、皮膚癌や悪性黒色腫などの皮膚疾患の増加、角膜炎や白内障などの視覚障害、感染症の増加や癌の増加などの免疫系の抑制と、単なる環境問題にとどまらず人の生命を脅かす可能性もはらんでいる。

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次に地球温暖化について、

人間活動に伴う二酸化炭素やメタン等の温室効果ガスの排出が増大するとともに、フロン等の人為的な温室効果ガスが新たに放出されているために、大気中の温室効果ガスが上昇して温室効果が高まり、地球が温暖化するおそれががでているのだが、すでにこの100年で0,6度上昇していて2100年には1990年と比べ1,4度〜5,8度上昇すると予測されている。気温上昇により海水面が上昇して多くの大都市と低湿地は海水面下になり、干ばつや砂漠化が起こってくる。人間の健康への影響としては熱波やマラリア等の熱帯性動物媒介性感染症の分布域の拡大がある。環境省は1人1人の地球温暖化対策として、シャワーを1日1分家族全員が減らす、テレビ番組を選び1日1時間テレビ利用を減らす、など二酸化炭素削減のための取り組み例を具体的に例示している。1人1人がこのことを意識して生活すれば温室効果ガスの排出量はとても減少するはずだ。


私たちの生活が便利になればなるほど、その一方で様々な問題や弊害が生じるということをしっかりと認識しておかなければならない。まずは、各々が自分のできることからしっかりと取り組んでいくことが大切で、ちりもつもれば、、、、という言葉があるが、まさに個人個人の小さな努力が地球を救うということにつながると思う。

私も自分のできる範囲で意識的に環境にやさしい生活を心がけようと思う。